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東海愛知新聞

トヨタ会館展示場

豊かなクルマ社会紹介

愛・地球博前に全面改装

トヨタ会館展示場」(豊田市トヨタ町)が16日、リニューアルオープンした。「環境」など社会的問題に重点を置き、同社のビジョンや最新の自動車関連技術を分かりやすく体感できる。
 同会館は、トヨタ自動車が誇る技術や企業理念を紹介する企業展示館として、昭和52(1977)年に設立。来月25日に開幕する「愛・地球博」に合わせ、昨年11月から全面改装工事が進められていた。全面改装は、同社創立60周年記念事業の改装以来、8年ぶり。
 展示スペースは約4,500平方メートル。次世代の最新技術を取り入れ開発した「トヨタ・パートナーロボット」のトランペット演奏で来館者を出迎えるエントランスホールなど、9つのコーナーで構成されている。

主な展示内容は―。

未来カーや「レクサス」も
 ▼環境と感動 一昨年から販売されているハイブリッドカー「二代目プリウス」を例に、「ハイブリッド・システム」の仕組みを紹介。また、未来型ハイブリッドカーとして、東京モーターショーに出品された「Fine―N」も常設展示している。
 ▼安全と自由 同社が最終目標とする「事故ゼロ」への取り組みを公開。新ヴィッツ(今月から販売)とセルシオとの衝突実験車両の展示、「安全で誰でも自由な移動ができる」がテーマの未来コンセプト・ビーグル「i―unit」も見学できる(来月26日以降)。
 ▼品質と効率 生産ラインを再現した模型をはじめ、ライン上の車にカメラを取り付け、プレスから塗装までの一連の作業が大スクリーンで体感できる「バーチャルファクトリー」は圧巻。
 ▼ショールーム 今年8月から国内でも展開される同社の高級ブランド「レクサス」などを展示。世界規模で生産がスタートした「ハイラックス・ヴィーゴ」も。
 同会館には、これまでに小学生から大人まで国内外から延べ1,200万人が訪れている。昨年の来館者は35万人。このうち、約8万人が中部地方の小学校一千校の児童で、世界170カ国から訪れた外国人が約3万人を占めている。
 開館時間は午前9時半から午後5時まで。入館は無料。愛・地球博開催期間(3月25日から9月25日)は無休(ただし、5月15日と8月14日は休館)。問い合わせは同社企業PR部(電話0565―29―3355)へ。

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