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東海愛知新聞

五穀の米と天候「上」

伊賀八幡宮で武者的神事

徳川家ゆかりの伊賀八幡宮(岡崎市伊賀町)で20日、新年恒例の「武者的(むしゃまと)神事」が行われ、今年の五穀や商工業などの豊凶を占った。
 毎年、年初めに行われる伝統行事で、300年以上続いている。邪気をはらう桃の木で作った忌弓(いみゆみ)で矢を放ち、的板の割れた数で農作物の作柄など7項目を占う。この結果は、農作物の作柄に関心を寄せていた江戸の家康にも届けられたといわれている。
 神事では、弓道歴16年の深見知広神主が射手を務め、約28メートル離れた36センチ四方のヒノキの的板めがけ矢を放った。1射目は外れ、2射目に命中。的は2つに割れ、参観していた市民約30人から歓声が上がった。
 結果は、五穀の米と天候が「上」、麦と工業が「中」となり、商業や繊維などは「下」だった。

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