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東海愛知新聞

きょうから秋の火災予防運動

啓発活動や住宅点検 岡崎市

全国一斉秋の火災予防運動が9日から15日まで「火は消した? いつも心に きいてみて」を統一標語に行われる。
 火災が発生しやすい時季を前に火災予防の啓発を図り、高齢者を中心とする死傷者の発生や、財産の損失を防ぐことが目的。岡崎市では同市消防本部、同消防団連合会を中心に身体不自由者家庭の住宅防火診断や少年消防クラブ員の防火作品展を中央総合公園総合体育館エントランスで開くなど各種の運動が繰り広げられる。
 主な重点項目は次の通り。
 【住宅防火】ここ数年の建物火災のうち、約4割が住宅からの出火で、その多くは「こんろ」や「たばこ」が原因。特にこんろ火災では、天ぷら油の過熱によるものが大半を占め、その際に誤った初期消火をして負傷するケースが後を絶たない。建物火災による死者は「住宅火災」によるものが6割を占め、特に高齢者、身体障害者など自力避難困難者の死者発生率が格段に高い。これらを受け、身体不自由者家庭の住宅防火診断、住宅用消火器などの初期消火器具の設置と使用方法の普及、避難しやすい就寝場所や災害発生時の周囲への報知手段の確保について指導などを行う。
 【放火火災予防】昨年、市内で発生した火災のうち「放火・放火の疑い」によるものが出火原因の上位を占めていることから、放火されない環境づくりの推進、放火火災による被害の軽減対策などを実施する。
 【消火器事故防止】消火器の訪問点検による高額請求の被害が相次いでいることから、トラブル情報の伝達体制の構築を図る。また、老朽化した消火器の破裂による人身事故が相次いで発生していることから、危険性や回収方法について広報を行うとともに、住宅に適した消火器などの普及推進を図る。
 【防火安全対策の推進】不特定多数の人が出入りする場所での火災によるけが人の発生は、その多くが消防用設備の不備や初期対応の遅れが原因となっている。期間中は消防用設備の使用方法や消防計画の周知徹底、全従業員を対象にした防災教育の呼びかけなどを実施。
 【大規模産業施設の安全確保】ごみ固形化燃料の施設、大企業の工場火災など、産業施設における火災が国内で多発していることから、各施設で取り扱う危険性物品(廃棄物を含む)の把握に努める。

■「“蝶々夫人”の美学」
   21日 長誉館で金子さんが講演

講演会「世界を驚かせた日本の武士道―蝶々夫人に見る日本の美学」(志葉会主催)が21日、岡崎市中町の丸石醸造内、長誉館で開かれる。午前11時に開会、講演は昼食を挟んで午後1時から2時30分まで。
 講師は映画や音楽の評論などで活躍する金子一也さん。金子さんは松下政経塾12期生。NPO法人「文化公益協会」理事長で、「オペラ蝶々夫人のことが語れる本」などの著作がある。
 「100年前の『いのち』から学ぼう」をテーマに、プッチーニ作曲のオペラ「蝶々夫人」を取り上げる。今年は「蝶々夫人」の初演から数えて100年。プッチーニは作曲にあたって日本風の別荘を造り、主演歌手に着物を着せて住まわせたという。プッチーニは、なぜこれほどまでに「蝶々夫人」に熱を入れたのかが金子さんによって解き明かされる。
 「蝶々夫人」は日露戦争の直前、1901〜13(明治34〜36)年に作曲された。長崎を舞台に、薄幸な没落士族の娘の美しい女性がアメリカ海軍中尉のピンカートンと結婚、子どもをもうけた。しかし母国には妻がおり、裏切られたことが分かると自ら命を落とす…。
 仏教からキリスト教への改宗、愛を信じつつも名誉を守るために死を選ぶ気高い精神、わが子の未来を夫と正妻に託す心などが描かれている。
 参加費は1500円(昼食・おやつ代を含む)。参加申し込みは、13日までに志葉会の辻本さん方(電話・ファクス0564―32―1053)へ。

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