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東海愛知新聞

食のアイデア紹介  160社が5000点展示
  フードメッセグループが秋の外食・製菓・産業展

外食と製菓の異業種グループとフードメッセグループが主催する「秋の外食・製菓・産業展」が20日、岡崎市高隆寺町の中央総合公園(武道館)で開かれた。今回のテーマは「お客の賑にぎわう店、美味しい店」で、時代が求める食材やメニュー、新しい味・懐かしい味、ひと工夫ある食のアイデアを紹介している。
 同展は外食業務用食品、製菓材料、外食業務用関連器具などを網らした東海地区最大級の展示会。会場には、160社から新製品を含めて約5000点の商品が展示されたほか、超特価商品の販売やフルーツ、ホットサンド、デザートなどのアイデア商品の試食コーナーなども設けられ、東海地区のホテル、旅館、飲食店関係者らと商談が活発に進められ盛況を呈していた。

■岡崎市六ツ美西部小に博報賞
  地域とつくる学校評価 商店や農家から聞き取り学習
   来月26日、東京で授賞式

岡崎市六ツ美西部小学校が、小中学生の教育に献身、努力している学校や団体などに贈られる博報賞の教育活性化部門で受賞した。
 博報賞は、財団法人博報児童教育振興会が昭和45(1970)年から始めたもので、今年で35回目。今回は、4部門で団体20件、個人2件が選ばれた。
 同校は、六ツ美北部小学校の過大化を解消するため8年前に開校した。開校以来、「自ら学び、生き生きと活動する子の育成」をテーマに、地域に開かれた学校づくりに取り組んできた。
 とくに、地域のひと・もの・こととのかかわりを通して学習を深めていく「なのはな学習」と名づけた総合的な学習が特色。
 「なのはな学習」では2年生の「町探検」、5年生の「伝統野菜の栽培」などの学習で、地域の商店や農家の人たちから聞き取りをして理解を深めている。
 また、学校生活を安全で充実したものにするために、学校支援ボランティア(SSB)制度を創設。現在、保護者や地域の人約150人が活動している。
 ママレンジャーは、開校2年目から毎週、子どもたちに本の読み聞かせを行っている。昨年結成されたおやじの会は、奉仕活動、凧揚げ大会や親子キャンプなどを計画して相互理解を図っている。そのほか学習支援・登下校安全・部活動ボランティアもある。
 開校以来校長を務める渡辺勝英校長は「これからの学校は、教師、保護者はもちろん、より多くの人によって子どもを育てることが必要と考えてきた。幸い、地域の人たちの理解を得て順調な学校づくりができた。この受賞は学区全体の活動が認められたもの」と喜んでいた。
 なお、授賞式は来月26日、東京都内で行われ、賞状と副賞が贈られる。

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