独自に保水剤を開発

加藤資章
【加藤組代表取締役】

1. 昭和28（1953）年に父・正夫が創業、33年に株式会社に改めました。道路、河川、下水など土木事業を請け負っていますが、公共事業の縮小で業界は厳しい状況です。このため5年前から新しい事業展開を考え、独自に保水剤を開発して今年6月、子会社を立ち上げました。この保水剤は温度によって吸水と排水を繰り返し、高い保水力を保ちます。ビルの屋上で芝生を育てたり、舗装にも使ったりでき、ヒートアイランド現象の改善になります。開発にあたって大学との連携で、東海地区信用金庫協会の「ビジネス大賞」をいただきました。特許出願中です。各地の展示会に出品したところ好評でした。注文が始まったばかりですが、これから力を入れたいと思います。
   
   
2. 休日に自宅で休んでいる時。
   
   
3. 現在でも変わりつつありますが、康生地区に活気が戻ることを願っています。環境問題にも取り組み、ヒートアイランド現象などが解消されている。